2014年3月19日星期三


開幕へ超速仕上げ!阪神・ゴメス、たった10日で「間に合わす」

タオバオ代行 3月18日(火)7時0分配信
開幕へ超速仕上げ!阪神・ゴメス、たった10日で「間に合わす」

トス打撃でも迫力十分のゴメス(撮影・安部光翁)(写真:サンケイスポーツ)

 右ひざの張りで調整が遅れていた阪神の新外国人、マウロ・ゴメス内野手(29)=前ナショナルズ=が17日、神宮で1軍本隊に合流し、11発のサク越えを放った。1軍デビューとなる18日のヤクルトとの練習試合(神宮)を前に大デモ。28日の開幕巨人戦(東京D)まで10日しかないが、「4番・一塁」で出場予定の助っ人は「間に合わせる」と宣言した。

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 これまでの虎打線になかったものが、はっきり見えた。際立つパワーは、さすが。右ひざの故障から復帰したゴメスが1軍に合流した。神宮の外野席中段に次々と飛び込む白球は「開幕4番」への決意表明となった。

 「いい球場だと思うし、いい打撃練習ができたよ。しっかり開幕に合わせていきたいね」

 何度も戦う燕の本拠地は気に入った様子。何よりも、出遅れていた主砲の口から「開幕」の2文字が聞こえたのは朗報だ。右ひざも回復して、それだけの状態になったということ。打撃ケージに入ると、他のナインとは一味違う弾道で存在感を示した。

 フリー打撃の2球目でバックスクリーン左にアーチをかけると、芯でとらえた打球の大半がスタンドに飛び込んだ。中越えに3本、左中間へ3本、左に5本。すべてがフェンスのはるか上を越えた。49スイングで11発。後半は右方向への長打も目立った。

 「調子が悪いと、どうしても引っ張っちゃうけど、いい時にはどの方向にも打てる。こういう形で打っていきたいね」

 万全をアピールして、無観客で行う18日のヤクルトとの練習試合に出場する。1軍デビューは「4番・一塁」が濃厚。最初から守備にもつき、28日の開幕戦(巨人戦、東京D)に向けて、急ピッチで仕上げる。

 練習を見た和田監督も助っ人の体は不安視しなかった。「もともと広角に打てる打者。あとはゲームでいろんなことを解消していくしかない。生きた球を見て打っていかないと」と先を見た。1軍の実戦は残り6試合。できるだけ早く試合勘を取り戻すために、首脳陣もバックアップする。オープン戦は23日で終了するが、25日からのウエスタン・中日3連戦(ナゴヤ)にも派遣することを明かした。

 シーズンまで2週間を切って攻撃陣は不安を残す。オープン戦のチーム打率・224は12球団最低で、この関東遠征も2試合で計3得点という危機的状況が続く。

 「(打線は)徐々に良くなっているが、全員が全員上り調子ではない」。指揮官は改めて最重要事項に触れた。初めて打線に加わる大砲が、カンフル剤にもなれば理想的。「打」の補強の要である背番号「5」も自覚しているはずだ。

 「タイミングがまだ合っていないから。試合に出て、合わせていくよ」

 14日に鳴尾浜で行ったシート打撃で本塁打を放った。15、16日には教育リーグ・中日戦(ナゴヤ)にも出場。この1週間で確実に前進したが、本番はこれから。巨人との開幕戦までわずか10日しかない。不安を一掃するのは実戦でのパワフルなひと振り。遅れに遅れてきた大砲がチームの命運を握る。

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